キャリア採用者から見た清友監査法人
清友監査法人 越智 一博
4月になりました。新しい季節の始まりは良いですね。
3月決算会社の期末監査直前で慌ただしい時期ですが、桜を愛で、日本の美しい季節を感じる。
そんな心のゆとりを持ちたいものです。(現実にはむつかしいのですが…)
さて、今回はキャリア採用(通年採用)者から見た清友監査法人というテーマです。
私は2023年7月に清友監査法人に入所しましたが、前職は九州地方の地場監査法人に10年勤めていました。転職の動機を一言で言うと、地元関西に戻りたい思いと、監査法人でより幅広い経験を求めてというところです。監査法人の業務は性に合っていると考えていますが、前職では新規の仕事が少なくマンネリを感じており、できる仕事の幅を広げたい思いもありました。
そんな私から見た清友監査法人について、ご紹介したいと思います。
まず転職活動時、HP上で所員の顔(表情)や事務所の雰囲気が見えたことは安心感がありました。マイルドな人柄の方が多そうだ、と感じた印象は入所後も変わっていません。
試験合格前に職歴のあるメンバーが複数いることも転職者にとっては好材料に思えましたし、実際様々な経歴の人材を受け入れる風土があると感じます。
入所後、常々感じる点として、清友メンバーは議論が好きなように思います。
事務所でマネージャーがパートナーに、又はJAがマネージャーに気軽に相談をはじめたと思ったら、そのまま30分以上、時には1時間くらい話を続けている場面もよく見かけます。
先輩が話を聞いてくれる、下からの意見もウェルカムな雰囲気を作ってくれていると感じます。
そんな雰囲気もあって、業務外でも人間関係が良好なように見えます。
有志メンバーで飲みに行ったり、ゴルフに行ったりもしているようです。私にとってはカラオケ好きの同世代と出会えたことはとても嬉しい事でした。
仕事の幅という面では、会計監査を中心にしつつ、デューデリジェンス、ショートレビュー等のスポット業務も比較的よくあるので、新しい経験の機会にも恵まれています。監査の仕事はルーティーンが多く、自分で考える余地が少ないため面白みを感じにくいなんて声も業界内にはあると聞きますが、清友では自分で考えて、相談して、また考える、そんな当たり前があります。
前職との違いとして、入所後しばらく慣れなかった事もあります。
出張の際、前職ではメンバーが10年ほぼ固定だったこともあり、夜は自由行動にしていました。そのため、夕方の街を一人ぶらぶら散歩するのを好んでいたのですが、清友では一旦ホテルに戻るとすぐに集合して夕食を共にすることが多いのです。
令和の時代には、そのような距離感は少し近すぎると感じる方もいるかもしれませんね。私も正直最初はそう思ったのです。
ですが最近ではすっかり慣れ、その距離感を心地よく感じています。普段は別々の現場のメンバーが多く、飲みに行く機会も多くはないので、出張時は気兼ねなく過ごせる貴重な機会と捉えているのだと思いますし、それぞれの距離感を尊重する空気もちゃんとある中で、お互いを知ることが仕事の上でも相談しやすい環境につながっていると思います。
ここまで書いてみると、ほとんど職場の人間関係に関する内容になりました。
仕事のやりがいをどこに見出すかは人それぞれと思いますが、こうして整理してみると私にとっては「だれと働くか」、この優先順位が高いのだと改めて気付きました。
この意味において、私の転職活動は大成功と言えると思っています。 清友監査法人への転職を希望するあなたの参考になれば幸いです。